本日の人気記事

子ども 体幹

小学生 体幹トレーニング バスケ編

投稿日:2018年4月11日 更新日:

「バスケットボールは、技術と持久力が
あれば問題ない。」と思っていませんか?
短期的に見れば、結果は出るかもしれません。

しかし、長期的な目で見ると「体幹」を
鍛えているかでプレーに差が出でくるのです。

今回はなぜバスケットボールには体幹が
必要なのか、体幹を鍛えるトレーニングに
ついてお話していきます。

体幹を鍛えることで、バスケットボールの
レベルを上げていきましょう。

バスケットボールに体幹トレーニングが必要な理由

体幹トレーニングを取り入れることで「身体の軸」
を鍛えることが目的です。

例えばゴールを決める瞬間を思い出してみて
ください。ゴールに向かってボールを
投げる時、腕だけではゴールまでボールが
届きませんよね。

下半身の動きも必要です。体幹は上半身と
下半身を繋ぐ軸、パイプ役を果たしている
のです。

そして、体幹は安定した動きを実現してくれます。

バスケットボールで、安定したプレー続けるには
体幹が必要なのです。

体幹トレーニングの効果

体幹トレーニングを実践することは、バスケット
ボールのプレーに良い効果をもたらします。

バスケ

①シュート率が高くなる

世界で活躍している選手のシュートのフォームを
見ると綺麗ですよね。

「ショートの精度を上げるなら、フォームを
変えていけばいいのでは?」と思うかもしれません。
しかし、そのシュートフォームを保つためには
体幹が必要なのです。シュートをする時、身体に
1本の軸ができます。

その軸は体幹が鍛えられていないと、
ぶれてしまうのです。

その結果、状況に応じてシュートの成功率が変動
してしまうのです。

どのような状況でも安定してシュートを決める、
精度を上げるためには体幹が必要なのです。

②ジャンプ力がアップする

バスケットボールのプレー中に、ジャンプが
必要なシーンが数多くあります。
ジャンプを高くするには下半身や足腰を
鍛えればとお思いになるかもしれません。

しかし、この筋肉の一連の動きを
助けるのは体幹です。体幹が筋肉の力を
より強いものにするのです。

体幹を活かすことで、正確な方向・
位置にジャンプすることができるのです。

③プレー中に身体がぶれない

1on1、ディフェンス、接触、空中動作
などが起こるバスケットボール。

・接触のたびに、相手に力負けをする。

・ジャンプシュートを決めようと思ったら、
相手のディフェンスでフォームが乱れてしまった。

などの経験はありませんか?

実は、これらは体幹が弱いことで
発生していることが多いのです。

体幹を鍛えることで、
身体の軸がぶれなくなります。
そして、周囲の様子を見る余裕ができます。

ディフェンスで相手に抜かれること、
空中動作でも相手の動きに
負けることが減っていくのです。

プレー中に身体がぶれないことで、パフォーマンス
や技術を高めることができるということが言えます。

トレーニング方法

バスケットボールのプレーの技術を
高めるために、
3つのメニューを紹介します。

毎日の習慣として取り入れてみてくださいね。

①フロントブリッジ

フロントブリッジ
うつ伏せになった状態から、肘とつま先で身体を
持ち上げるフォームです。

1うつ伏せになります。

2両肘を肩幅に開き肩の真下も位置に手をつきます。

3つま先を立て、つま先と腕で身体を支えます。

この一連の流れを30秒×3セット実施してください。
ブランクは全身の筋肉を鍛えることができます。

特に、腹筋と太もも、肩甲骨を鍛えることが
できるフォームです。

動画では基本は10秒×3セットとあります。
初めのうちは無理をせず、
できる範囲で行ってください。

②サイドブリッジ


1膝を伸ばし、身体を
真っ直ぐにして寝そべります。

2下側の肘は肩の真下で身体を
支え、上側の手は腰に当てます。

3下側の肘と脚で身体を支え、ゆっくりと
身体持ち上げます。この時、頭から足先が
一直線になるよう意識してください。

4その状態で10秒キープします。

5反対側の同じように行います。

この一連の流れを、
左右10秒×3セット実施してください。

サイドプランクは、腹斜筋や腹横筋を
鍛えることができます。

ボールを投げる時やバッティン時の、身体を
ねじる運動に効果を発揮する筋肉を
鍛えることができます。

③バックブリッジ


1仰向けになり、脚を肩幅に開きます。

2両膝を立て、お腹に力を入れてお尻を上げます。

3上げきった所で3秒静止してください。
この一連の流れを10回×3セット
実施してください。

バックブリッジは、太ももの裏側や
腰回りの筋肉、背筋を鍛えることができます。
体幹部を安定させ、ジャンプ時や
太ももを高く引き上げる筋肉が強くなります。

まとめ

今回はバスケットボールに体幹トレーニングが
必要な理由についてお話しました。

体幹を鍛えることで、シュート率や
ジャンプ力が上がり、身体の軸をぶれることなく、
プレーができます。

バスケットボールの技術や実力を
伸ばす1つとして、体幹トレーニングを
取り入れてみてはいかがでしょうか。

-子ども 体幹
-, , ,


関連記事

小学生 体幹トレーニング サッカー編

サッカーを習っている小学生の子どもを持つ、保護者のみなさん。「サッカーを上達させるにあたって、取り組んでいることはありますか?」ドリブルやリフティングの練習、走り込みなどの練習をするよう声を掛けている …

体の軸がブレブレ。体幹が弱い子どもの特徴

我が子には出来たらスポーツが出来るようになってほしい、運動が得意な子に育ってほしいと願うお父さんお母さんは多いのではないでしょうか。 しかし、運動が出来る子と出来ない子の違いとは一体何なのでしょうか。 …

体幹が強いってどんなメリットがあるの?

子どもの運動能力アップや丈夫な体作りに欠かせない重要な存在である体幹。 では、子どもの体幹がしっかりしていると具体的に一体どのようなメリットがあるのでしょう。体幹がしっかりしていることで得られる効果に …

体幹鍛える

幼児でもできる遊びながら体幹を高める方法

  最近良く聞く言葉があります。それは、体幹トレーニングです。 トレーニングと聞くと、大人がする1日10回3セットなどを想像するかもしれません。 しかし、子ども体幹を鍛える場合は、子どもにそ …

小学生でも楽しく!体幹トレーニング

「簡単に子どもの体幹を鍛える方法があったらな…。」と思っている方はいませんか?子どもにスポーツをしよう!と伝えるものの、三日坊主になることが多いですよね。そんな子どもが、遊び感覚で体幹を鍛える物があり …