本日の人気記事

子どもスポーツ

子供の運動神経を良くする方法ってあるの?

投稿日:2018年4月18日 更新日:

親同士の会話で、よくこんなことを耳にします。

「この子はお前に似て運動神経が悪いんだ。」
「あなただって、運動神経なんてよくないでしょ。」
「じゃぁどっちにしても運動はダメだな。」

それは大きな勘違いです。運動神経は遺伝しない、というのが現在の常識です。

環境を作るのは親自身

遺伝しないとは言っても、やはりスポーツが苦手な親の子どもは、どうしても運動音痴になりがちです。なぜでしょうか?

それはスポーツが苦手な親が、そのような環境を作っているからなのです。

つまり、親がスポーツを嫌煙していると自然と子どももスポーツに馴染みのない生活になり、そのまま運動音痴となるのです。

反対に、スポーツが大好きで子どもといつも一緒に外で遊んだり色々なスポーツに触れる機会を作っている親だったらどうでしょう。当然のことながら、子どももスポーツを身近に感じられ、自然と運動神経が身についてくるものです。

遊びがスポーツになる

しかし、スポーツの苦手な親が、どのように環境作りをしたらよいのでしょうか。何か習い事に通わせなければならないのでしょうか。無理してでも一緒に何かスポーツを始めるべきなのでしょうか。

いえ、そんなことはありません。子どもスポーツ、それは遊びの中にあるのです。子どもは遊びの天才です。きっかけさえ与えれば、自由に想像力を膨らませて、体を動かすことができるのです。

子どもが歩き始めた頃、ヒヤヒヤしながらお散歩しますよね。脳への刺激は日々の積み重ねです。小さな何の変哲も無い公園でも、子どもにとっては家の中では体験できない様々な刺激があります。

歩く、走る、ジャンプする、飛び越える、外の景色、空気、風、人とのコミュニケーション、暑い、寒い、木や草、虫、すべてが子どもにとっては新鮮な刺激となるのです。

運動神経が伸びるゴールデンエイジ

ゴールデンエイジには3段階あります。

まずは3歳〜8歳。この時期は、プレゴールデンエイジと言って、基本的な運動動作を身につける時期です。その時期にいかに運動神経を刺激するかによって、脳と体をつなぐ神経が強固なものになっていきます。

つまり、より多く体の色々な部分を動かし、バランス感覚や反射神経を鍛えることによって、脳と体をつなぐ神経のパイプが増えていきます。その結果、いわゆる運動神経が良い体が作られていくのです。

そして8歳〜11歳。この時期がまさにゴールデンエイジです。基本動作が身についていれば、自分が考えた動きを体で表現できるようになります。この時期が最も飛躍的に運動神経が伸びる時期でもあります。

オリンピック選手になれるような子は、必ずこの時期に開花すると言っても過言ではないでしょう。

そして、12歳から14歳。この時期にはすでに神経系統は9割方形成されていると言われています。

小学生 オススメの子どもスポーツはズバリこれ

小学生になるとゲームに夢中になり、その楽しさにのめり込んでいく時期ですね。帰ってくるなりゲームを始め、ご飯だよ、という声も耳に入らないくらい熱中している子どもも少なくありません。

また、公園で遊ぶにもゲームを持って座って遊ぶ子どもをよく見かけます。ゲームを否定するわけではありませんが、親から見るとこれでいいのだろうか、という疑問と不安が頭をよぎります。

何か子どもが夢中になって体を動かして遊べるものはないのだろうか、と。

そこでオススメしたいのが、リップスティックです。

子どもスポーツは、子どもが楽しいと思うことが一番のポイントです。好きこそものの上手なれ、という言葉にあるように、「楽しい」「もっと頑張りたい」「もっと上手になりたい」という気持ちが、脳を刺激してどんどん上達していくものです。

このリップスティックは、全米で大ヒットし2008年に日本に上陸してきた、地面を蹴らなくても前に進む次世代ボードです。

従来のスケートボードとの構造の大きな違いは、スケートボードは1枚の板に車輪が4つついていたのに対し、リップスティックは、板が2枚に分かれており、それぞれに車輪が1つずつ付いています。

その板を両足で捻るように前後にクネクネさせて、前進する構造になっています。車輪が2個なので、当然バランスを自分で取らないと倒れます。最初は壁や柵につかまったり、人の手を借りてバランスをとる練習をします。

ここは親の出番ですね。最初が肝心なのでしっかり親が子どもをサポートします。出だしは難しいかもしれませんが、30分ほど練習すれば、次第にバランスの取り方のコツをつかめるはずです。

ついでに親も挑戦してみてはいかがでしょうか。子どもにとどまらず、大人にも人気なのがリップスティックです。

子どもと一緒に練習することで、親子のコミュニケーションが深まること間違いありません。今や子どもスポーツの代名詞とまで言えるのがこのリップスティックなのです。

■まとめ

リップスティックは体幹を鍛える優れものです。子どもから大人まで長く幅広く楽しめ、また、サーフィンやスノーボードの入門編としても取り入れられています。

ただ前進するだけでなく、やればやるほど面白くなっていき、様々なテクニックにも挑戦したくなります。

子どもが楽しくて夢中になれる、バランス感覚を養い体幹を鍛える、それがリップスティックです。子どもの運動不足解消に是非、親子で挑戦してみてはいかがでしょうか。

-子どもスポーツ
-, , ,

関連記事

スポーツが苦手な子どもを克服する方法

子供にはたくさんスポーツをして欲しいですよね。 健康のためというものありますが、やはりスポーツができる子の方が学校でも活躍できそう!という気持ちもあるのではないでしょうか。 とはいえ、当の本人にやる気 …

親はどうかかわる?子どもスポーツ

子どもが頑張ってスポーツに取り組んでいる姿を見ると、こちらまで嬉しくなりますよね。「もっと頑張って、上達して欲しい。」そんな気持ちを抱いているのではないでしょうか?もしかしたらその気持ちが子どもにとっ …

リップスティック 

子どもスポーツでやり抜く力を育てよう!

子どもスポーツ…と聞いて真っ先に思い浮かぶのが、サッカーや野球、スイミングなどだと思います。 今は幼児期から習い事として取り入れている親も多いと思いますが、みなさんはこのこ子もスポーツが「やり抜く力」 …

子どもの能力を伸ばすスポーツとは

子供スポーツをすることによって期待できるのは体力が付くことだけではありません。相手へ対する敬意の気持ちや思いやりの気持ちを学んだり、チームプレーで仲間と協力することの大切さや楽しさを実感できて心を豊か …

子どもの体力をつけるためには

昔にくらべて、最近の子どもたちは体力がなくなったといわれています。確かに元気に走り回る子どもたちの姿を見ることも少なくなった気がします。 親としては子どもにはしっかりと体力をつけて、外で遊んだり、スポ …