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子どもの運動嫌いを改善する方法

投稿日:2018年3月23日 更新日:

保育園、幼稚園くらいの年になると、運動能力の差が現れ始めます。
運動会などで、「あれ、うちの子あんまり運動得意じゃないのかな」と感じ始めるかもしれません。

また、子ども自身もそれに気づき始めるころです。
自分が他の友達に遅れをとっている羞恥心や劣等感から運動がどんどん嫌いになっていく子もいます。

そんな、運動が嫌いになってしまった子どもが運動を好きになるようにする方法をまとめました。

運動嫌いを予防する方法

できる(できた)ことを褒めてあげる。

誰にでも得意・不得意があります。
サッカーは苦手だけど、走るのは得意。逆上がりはうまくできないけどダンスは得意など、スポーツにはいろいろな種目があり、子どもの得意・不得意にもいろいろあります。

まずは、自分の子どもができることを認識して、それができたときにはしっかり褒めてあげることが重要だと思います。

また、できることだけでなく、一生懸命に頑張って取り組んだことを評価してあげましょう。
たとえ、うまくできていなくとも一生懸命頑張ったというプロセスが重要だということを、教えてあげましょう。

 

遺伝のせいだとあきらめない

「両親が運動が苦手だったから、子どもも運動が苦手なんだろう」と親があきらめている場合があるかもしれません。

しかし、それは早まった考えであるのかもしれません。
そもそも、運動能力に遺伝は関係しているのかを解説します。

運動能力には、「身体能力」と「運動神経」の二つの要素があり、それぞれを解説すると以下のようになります。

「身体能力」・・・生まれながらに持っている身体的能力。
「運動神経」・・・経験による判断能力と身体の動き。

つまり、身体能力にはある程度遺伝が関係するが、運動神経は努力や経験でカバーできるんです。

スポーツ界の一流選手たちも、最初から一流だったわけではありません。
幼少期から努力したり、運動神経を伸ばすための環境が整っていた。その結果が彼らの今をつくっているのでしょう。

親のNG言動に気を付ける

園や学校には運動が良くできる子が一人はいます。そんな子を見て、うらやましく思ったりするのは仕方のない事です。

しかし、自分の子と他の子を比較するのは絶対NGです。
それでは子どもにプレッシャーを与えてしまったり、劣等感を感じさせてしまい、子どもの運動嫌いを助長しかねません。

また、無理やり練習などをさせるのもよくありません。
「ヒットを打てるように毎日素振りを100回やりなさい」などと親が子どもに練習を強制してしまうと、子どもにとってはやらされているだけ、楽しさが何もありません。
幼児期には「運動ができるようになる」ということより「運動をする楽しさ」を教えてあげましょう。

運動嫌いを克服する方法

親子で遊びましょう

まずは一緒に遊んであげましょう。
ボール遊び、なわとび、鉄棒、鬼ごっこ。なんでも構いません。
運動への壁を取り払ってあげることが目的です。

雨が降ったり、忙しく外遊びができない日は家の中でも遊べるように考えてあげましょう。
例えば、風船でバレーをする、新聞紙でミニ野球をするなどがあげられます。

また、運動音痴が遺伝するというのは運動が苦手な親が積極的に運動をしないため、子どもが自分も親と同じように運動が苦手なのだろうと思い込んでしまうことも要因の一つなんです。

だからこそ、親が積極的になって子どもと遊んであげることが大切なんです。

スポーツ観戦も効果あり

親である皆さんが子どものころにテレビに出ていた野球選手やサッカー選手にあこがれを持ったように、子どもにスポーツをみせることで興味を持たせることができます。

いきなりスポーツをさせるのは難しい。親が運動を苦手で、外で遊ぶのは難しい場合などはまず、スポーツ観戦に出向き(テレビでも)スポーツ選手の動きなどをみたり、感動を覚えさせることが興味を持つきっかけになるでしょう。

習い事をするのも

最近では、野球やサッカー、ダンスなどさまざまなスポーツを習い事として幼少期から体験することができます。

以上のように、習い事をするメリットはたくさんあります。

しかし、習い事を強制的にさせることはしてはいけません。
習い事の時間が嫌いになったり落ち込んでしまったりする子もいます。

あくまで子どもの意見を尊重してあげましょう。

まとめ

運動というものは子供の心身を鍛え、健康に保ってくれ、肥満や病気を予防してくれます。
自分の子どもが大人になったとき、心身ともに健康でいられるよう幼少期に運動に対する苦手意識を取り除いてあげましょう。

しかし、うえで述べた通り本人が望まないことをやらせたりすることは逆効果になってしまいます。

親子そろって健康でいられるよう運動を楽しんでできる環境づくりを心掛けてください。

 

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