子どもが毎日、一生懸命頑張っているスポーツ。親としても何とか手伝ってあげたいですよね。
子どもスポーツ食事の中で実力が大いに発揮できるお弁当はお母さんの専門分野です。食事はスポーツにとって大切なものです。
子どもスポーツを全力でサポートするためには、どんな内容のお弁当を作ってあげればいいのでしょうか?子どもが120%の力を出せるようにしてあげましょう。
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子どもスポーツに欠かせない食事
子どもがスポーツに一生懸命。毎日必死で練習に励んでいる事でしょう。そんな生き生きした姿を見るのは、親としても喜ばしいことですよね。一生懸命頑張る子どもをなんとかサポートしたいものです。そんなときお母さんの大きな役目は食事にあるでしょう。
スポーツと食事はとても大きな関係があります。丈夫な体を作るのも、タフな身体を作るのも食事からです。食事をおろそかにしてはいけませんね。
しかも、試合当日の食事はどれほど重要なものか計り知れません。効率よく栄養補給ができて、しかも心が満たされる美味しいもものを作る必要があります。
最近では「スポーツ性貧血」という言葉が聞かれるようになっています。これは成長期の子どもに多いものです。
多く栄養が必要とする時期に、スポーツなどの影響により鉄分の補給が追い付かず、貧血になるのです。運動量や発汗量が多いスポーツでは時に、スポーツ性貧血と隣り合わせです。
つまり、食事でより多くの鉄分を補給してあげなければならないということになります。
他の栄養素もスポーツをしていることによって、他の子以上にその栄養素を欲していることが多いのです。もちろん、サプリメントで補うこともできますが、それよりも温かい食事で心も満たされた方がいいと思いませんか?
やはり、子どもスポーツと食事は密接な関係があり、それにはお母さんがとても大きな役割を担っているということです。
試合当日のお弁当のポイント
練習の時の食事と試合当日の時の食事とでは、注意点が少し違います。この注意のポイントを押さえておくと、大きな力になりますよ。
栄養バランスは前日まで、当日はエネルギー源の確保が重要
練習の時には、しっかりとした栄養素が摂取できる食事を作ってあげることが大切です。
しかし、試合当日は違います。栄養素を摂取するのは少し置いておいて、当日はエネルギーを多く取り込むことが重要です。タフに動くことができるようにしてあげなければなりません。
エネルギー源の確保をメインに食事やお弁当の内容を考えましょう。
糖質を効率よく摂取できる内容
糖質はダイレクトにエネルギーとなります。糖質を補給できる食べ物をメインとしましょう。ご飯のままお弁当に詰めてもかまいませんが、おにぎりにすると食べることも簡単でより多くの糖質を摂取することができますね。
空き時間にあわせた内容
試合の空時間というのは、その試合によって大きく異なります。短い時間なのに、食べることに時間がかかるものでは、せっかくつくったのに意味がありませんね。空き時間を把握できるのであれば、それに見合うお弁当の内容を心掛けましょう。
お弁当に必要なカロリーは1日の1/3
子どもの1日に必要なカロリーは6~7歳で1700㎉です。その1/3ですから、600㎉ほどが妥当でしょう。
黄色ブドウ球菌に気をつけて
食中毒だけはさけたいものです。しかも、試合の当日ともなればその責任は重大です。
意外と多く発見されるのが、おにぎりからです。ラップでおにぎりを握りなど、注意が必要です。
試合当日のおすすめレシピ
時間の制限やエネルギー確保の面、手間がかからない内容など試合の当日のお弁当内容はいろいろと気を使うことばかりです。ここではおすすめのレシピをご紹介しましょう。
おにぎり
おにぎりにはいろいろなバリエーションがあります。子どもの好きな具材を入れてあげたいものですが、ここは「消化の速度」の面から考えたいものです。
試合当日に最も適しているおにぎりの具材はなんと定番の「梅干し・おかか」など、以外と昔ながらの具材がおすすめです。
それには理由があります。三大栄養素である、炭水化物・タンパク質・脂質の中で炭水化物以外は消化に時間がかかります。試合当日に、消化に時間がかかるものは避けたいですね。消化のスピードを考えるとやはり昔ながらの具材です。
やきそば
内容はいつも通りで構いません。ただ、お弁当ですから食べやすい大きさになるようにしておきましょう。味のしっかりついたものは疲れていてもパクパク食べられます。
また、麺は炭水化物です。すぐにエネルギーにかえることができます。
注意点として、油は使わないようにしましょう。油を使うと胃の停滞時間が長くなるので、消化に時間がかかってしまいます。
サンドイッチは食べやすい
おにぎりと同様、炭水化物ですからエネルギーになりますし、手に持って簡単に食べることができますので時間に制限がある試合の合間にも適しています。
和菓子もおすすめ
糖分もエネルギーになります。
しかし、ケーキやドーナツ・チョコなどは消化を妨げる脂質が多く含まれています。
糖分を摂取するのであれば、カステラや団子・大福などが理想です。
まとめ
子どもスポーツと食事はとても大きな関係があります。練習の時の食事も大切ですが、特に気を使うのが試合当日です。しかも、お弁当です。
即エネルギーになるもの、時間の制限があること、食べやすいことなどを踏まえて、子どもに最適なものを作ってあげてください。