「子どもにスポーツをして欲しいけれど、スポーツをやりたがらない。」「ゲームばかりで、外で遊ぼうとしない。」と子どもがスポーツをしてくれないことに悩んでいませんか?子どもが自分から進んでスポーツをしてくれると嬉しいけれど、ゲームやスマートフォンに夢中で中々スポーツをしてくれないことが多いですよね。毎回、声を掛けるのは辛いものです。
今回はそんな悩みを抱えているあなたに、「子どもがスポーツ離れを第一歩」を紹介します。子どもができることから実践してみてくださいね。
Contents
子どものスポーツ離れを防ぐために出来る4つのこと
「子どもにいきなりスポーツしなさい!」と言っても、始めない・長続きしないことが多いもの。子どもがスポーツに興味を持つために気軽にできることを4つ紹介します。
自分で自分の荷物を持たせる
子どもが学校や塾、習い事に行く際に荷物を持ってあげていませんか?子どもが重い荷物を持っている姿を見ると、手伝ってあげたくなると思いますがその習慣をやめましょう。荷物が必要以上に重い場合は、必要ではない物が入っていないかチェックしてください。そして、子どもに自分の荷物は自分で持つ習慣を付けさせましょう。自分の荷物を持って動くことで、基礎体力と自立心を育てることができますよ。
歩く機会を増やす
目的地に徒歩で10分程度の距離で自動車や電車を使うなど、極端に歩くことを避けていませんか?自動車や電車は歩く手間が減り、時間短縮を図ることができるため便利です。しかし、それが習慣化してしまうと歩く機会は日々減少していきます。この習慣は、子どもにも伝わっていき、身体を動かすことに抵抗を感じるようになるのです。
仕事や家事などで毎日忙しいと思いますが、意識して子どもと外で歩く機会を増やしてみましょう。歩くことは基礎体力が付くだけでなく、家族の交流の時間になります。最近楽しかったことや学校での出来事など、子どもの話を聞くことがおすすめです。
ラジオ体操を取り入れる
子どもの夏休みの風物詩である「ラジオ体操」がスポーツ離れを防ぐことができます。ラジオ体操第一を正しい動きでしっかりと行うと、バランスよく前進運動を行うことができるのです。小学生のタイミングで激しい運動や筋肉のトレーニングは、身体の負担になります。ラジオ体操は筋肉や脚などに掛かる負担が少ないため、安心して実施することができますよ。
ラジオ体操を日常的に取り入れることで基礎体力を付けることで、スポーツを始めた際に身体が付いていけないという事態を避けることができます。
体操教室やスポーツ教室に入る
「仕事や家事が忙しいから、子どもとの時間がどうしても取れない。」という方もいると思います。子どもが体操教室やスポーツ教室に入ることで、スポーツの楽しさに気づくきっかけを作ることがおすすめです。この時、注意したいのが「保護者がやって欲しい、入会して欲しいスポーツや教室を必要以上に進めない。」ということです。スポーツや教室に興味が持てないまま始めてしまっては、子どもにとって苦痛になることもあります。教室を検討する際は、子どもが興味を持つ教室を選びましょう。教室の中には、見学や体験ができるものがあるので、それを参考にして入会することがおすすめです。
子どものスポーツ離れは、何もしなければ改善しない
今回は子どものスポーツ離れを防ぐためにできることを4つ紹介しました。この4つに共通していることは、子どもは自分からスポーツ離れを防ぐために行動をすることは少ないということです。子どもは環境や周囲の声掛けなどを受けて初めて理解し、行動するのです。「子どもがスポーツをしてくれない。」と子どもに気持ちをぶつけて終わるのではなく、改善するために何ができるか大人が考え、行動することが、子どものスポーツ離れを防ぐのです。