本日の人気記事

子ども習い事

子供のスポーツ習い事、どんなメリットとデメリットがある?

投稿日:2018年10月26日 更新日:

子供の習い事は年々増加傾向にあり、一人の子供が複数の習い事を掛け持ちしているのはもはや普通のことです。
特に子供のスポーツ習い事は、運動不足の解消や体力向上のために親御さんが子供に薦めてやらせることも多いようです。
そんな子供のスポーツ習い事、始めるとどんなメリットやデメリットがあるのか気になりますね。

子供のスポーツ習い事にはこんなメリットが!

子供にスポーツ習い事をさせていると、子供がそのスポーツに自信を持てるようになります。
学校の体育の授業などでそのスポーツをすることになっても、習い事で経験がある子は積極的に取り組めるようになるのです。

例えば、水泳で考えてみましょう。小さい頃から水泳教室に通っている子は、水に対する恐怖心がありません。
水に顔を付けるのは平気だし、すでにある程度泳げる子も少なくありません。
しかし、体育の授業で水泳が始まるまで水泳をやったことのない子では、水に顔をつけられない子も珍しくないのです。
水遊びや家族でプールに行ったことがあっても、本格的な泳ぎの練習はしたことがないため、顔を水にずっとつけることが怖いのです。

水泳初心者の子は、先生と一緒に顔を水につけるところからスタートです。
もちろん、学校の先生はこういったケースに慣れているので、安全に配慮しながらきちんと対応してくれるはずです。
しかし、水に慣れていて水泳経験もある子は、どんどん先へ進むことができますね。

小学校の水泳の授業では、泳力ごとに級分けされることがあります。
級が上だから良い成績、泳げないから悪い成績が付く、といったことはないと思いますが、やはりある程度泳げる子の方が水泳の授業は楽しいと感じるようです。
水が怖い子にとっては、無理やり顔を水につける練習をすることも、級が全然上がらないことも苦痛かもしれません。

また、子供がスポーツ習い事をしていて良かったな、と筆者自身が感じることもあります。
それは、「気晴らしになる」ということです。
友達とケンカしたときや上手くいかないことがあって落ち込んだときなど、子供だって気分が乗らないこともあります。
そんなときでも、スポーツ習い事に行っていつものようにレッスンを受けた後は、いくぶん顔がスッキリしています。

大人もそうですが、体を動かして夢中になっているうちに、くさくさした気分が少し晴れるのではないかと思います。
また、スポーツ習い事での友達と会うことで、気分転換にもなるようです。

そして、どんなスポーツ習い事でもいえることだと思いますが、やっぱり「運動慣れする」ということが一番のメリットですね。
小さい頃からスポーツ習い事をしていると、運動が好きになります。
体の動かし方も覚えますし、一概にはいえないことですが、反射神経や動体視力なんかも多少は良くなると思います。

なので、初めてのスポーツに出会っても、比較的スムーズに取り組むことができるような気がします。
これは、習い事でも学校でも、いろいろなシーンで応用が利く、ということです。
体育の授業にもやる気を持って臨めるみたいなので、成績にももしかすると良い影響があるかもしれません。

子供のスポーツ習い事の意外なデメリット!

子供のスポーツ習い事の大きなデメリットは、お金と手間がかかることです。
まずお金についてですが、道具を揃えたりユニフォームを購入したり、月謝だけでなく施設利用費がかかるスポーツも少なくありません。

例えば、子供のスポーツ習い事として人気の水泳は温水プールの燃料費が加算されることがあります。
水着やプールバッグ、テキストなどを購入するスポーツクラブもあります。
また、急なケガに備えて保険に加入するのもスポーツ習い事の特徴です。
保険の費用については、加入団体によって異なります。

野球やサッカーは、練習用のウェアと試合用のユニフォーム、すね当てやバット、ボールなど、意外と揃えなくてはいけないものが多くあります。
これらは消耗品なので、一度買っておしまいとはいかないのが難点です。
子供の成長によってサイズアウトするとまた買い直す必要があり、再度費用もかかります。
遠くへ試合に行くときの交通費や飲食代、合宿費用や監督・コーチにかかる費用なども必要です。

子供のスポーツ習い事で手間がかかるというデメリットを詳しく説明すると、親が積極的に関わっていく必要があるということです。

我が家では子供がサッカークラブに所属しているので、毎週末練習があります。
まだ低学年の子なので、練習が長時間に及ぶときは途中で様子を見に行って、飲み物が足りているか確認したり、軽食を差し入れたりすることもあります。

試合があるときは一日そちらにかかりきりなので、どうしても上の子たちは後回しになってしまいます。
もちろん、上の子の用事があり下の子を後回しにしなくてはいけないこともあります。

大会や試合前には、説明会や保護者同士での係りの振り分けなどあり、これも親が関わらなくてはいけません。
長年続けていれば、必ず何らかの形で深く関わる必要も出てくるので、ちょっと煩わしさを感じることもあります。

まとめ

やはり続ければ続けるほど上達が感じられ、子供の成長も感じられるのが子供のスポーツ習い事の醍醐味です。
メリットもデメリットもありますが、子供にやる気があり親もそれを応援できるのであれば、思い切って子供のスポーツ習い事を始めてみる価値は十分あると思いますよ!

 

-子ども習い事
-, , ,

関連記事

子どもの習い事ランキング

お子さんに何か習い事をさせたいと考えているお母さんは多いでしょう。どんな習い事が人気だと思いますか?ピアノ?英語?習字? 子どもの才能を伸ばしてあげられるかどうかは、親の手にかかっているともいえます。 …

小学生男子にやらせたいスポーツ習い事とは

男の子は女の子より発達がゆっくりだといわれています。忘れ物が多かったり、言われたことをすぐに忘れてしまったりすることがある一方で、友達付き合いがあっさりしていていつまでも根に持たないという一面も持つ小 …

習い事が続かない子はどうすべき?

今や、小学生の80%が習い事をしている時代です。複数の習い事を掛け持ちしている子も少なくありません。子どもに「あれをやってみたい」と言われると、「やらせてみようかな」と思ってしまうのが親心ですね。しか …

子どもの習い事のおすすめは?野球編

昔は子どもたちが数人集まったら、野球が始まったものですが、場所も人もいなくなった今では、どこかのチームに所属しないと野球をするのは難しくなってしまいました。 ややサッカーに人気は押されぎみですが、元野 …

子どもの習い事で最初は何をさせるべきか

自分の子どもの習い事に何かスポーツを始めようとする時、時期的に幼稚園や小学校へ入学と同時の頃が多いと思います。スポーツの数が多いので、子どもの習い事のスポーツは何がいいのか悩んでしまいます。 子どもに …