自分の子どもの習い事に何かスポーツを始めようとする時、時期的に幼稚園や小学校へ入学と同時の頃が多いと思います。スポーツの数が多いので、子どもの習い事のスポーツは何がいいのか悩んでしまいます。
子どもに始めさせて良かったと多くの人が思っている子どもの習い事はなんてしょう。
Contents
幼いうちのスポーツの効果
基礎体力の向上
子どもの習い事は週に1、2回とか定期的なので、定期的に身体を動かすようになります。その為に、自然と体力がついてきて疲れにくくなります。
また、基礎体力がついてくるので風邪などがひきにくくなります。以前よりよく走るようになるので、心肺機能も強くなり筋肉もついてたくましくなってきます。
心が豊かになり、礼儀が身につく
子どもの習い事は、肉体的にたくましくなるだけでなく、心も豊かになります。
特に団体競技のスポーツの場合、チームプレーや仲間を思いやる気持ちがうまれます。失敗を人のせいにしたりしないで、自分の間違いを素直に認めれるようになります。先輩やコーチなど目上の人に対する礼儀などを自然と身につける事ができます。
親が教えなくとも人として身につけてほしい事が自然と身につきます。幼い時から様々な人と交流する事で、自然と友達の作り方や、礼儀を覚えていきます。
出来なかった事ができるようになったり、級が上がったりすると子供自身自分に自信が持てるようになります。
成長した時に役に立つ
一度経験したスポーツは、大きくなってからも、気軽にリフレッシュできる趣味にできます。幼い頃からやる事によって、お子さんの可能性を広げることができます。
初めてに選びたいオススメのスポーツ
水泳
水泳は子どもの習い事の中で、人気があり、1番最初に水泳を習わせる親御さんが増えています。
小さい時に両方の手足を対象に使う運動がいいと言われています。水泳は全身運動です。その分運動量も多いので、体力が付きます。心肺機能も強くなるので、風邪をひきにくくなります。
幼稚園や小学校でも、必ずと言っていいほど、水泳の時間はあります。子どもの習い事で小さいうちから水に馴染んでいると、水泳の授業も楽しく参加できるようになります。
水泳にかかるおおよその費用は、月謝は3000円~3万円で、初期費用が、2160円~1万円が相場と考えておくとよいでしょう。
サッカー
サッカーはチームプレーが大切です。積極性や協調性を学ぶ事ができます。「なでしこジャパン」の活躍などで男の子だけでなく女の子の習い事のスポーツとしても定着してきました。
サッカーにかかるおおよその費用は、月謝が無料~5000円で、初期費用が5000円~18000円位かかります。
体操教室(体操・新体操・体育教室)
自分に与えられた演目をできるするという目標が明確なので、反復練習をするようになり、技術と根気強さが身に付きます。同年代の子と一緒にやるので、協調性も身に付きます。姿勢が良くなります。
幼稚園や保育園で、体操教室を行っているところもあります。身近に感じる事で人気があります。
体操教室にかかるおおよその費用は、月謝が5000円~8500円で、初期費用が約5000円位になります。
武道(空手や合気道)
武道は集中力を高めたり礼儀をしっかりと学ぶ事ができます。護身術になるので、基礎がひと通り身に付ける事ができます。
武道にかかるおおよその費用は、月謝が6000円~7000円で、初期費用が無料~1万円です。
ダンス教室
小学校でダンスが必修化になったために、男女ともにダンスを習う子が増えてきています。定期的に発表会があるので人前に出る度胸がつくのも、ダンス教室の特徴です。専用の道具も少ないのも助かります。
ダンス教室にかかるおおよその費用は、月謝は約7000円で初期費用が1万円位の教室が多いです。
子どもの習い事で気をつける事
子どもの習い事で大人がやってはいけない事は、練習や試合を見学したときに
「何であの子に負けたの、もっと○○しなきゃダメでしょ」
と責めたり、ほかの子と比較してしまう事です。比較することは、大人が考えている以上に子どもの精神状況に悪影響を与えます。
上手く褒めてあげられなくても心がこもっていれば褒めてあげたい思いは伝わるものです。比較するようなコメントは避けるように心がけておきましょう。
また、子供に対して、あのコーチはよくない!とかあの監督何!とか言ってませんか。親が指導者のことを子どもの前で悪くいうのはやめましょう。子どもに面と向かって言ってしまうと、やはり子供の子どもの気持ちには悪影響を与えてしまいます。
子どもの習い事を決める前に、事前に体験させる事をおすすめします。体験をして、子どもが興味を持ったスポーツにする事がいいでしょう。なにより1番大切なのは子どもが楽しめる事です。
運動系の習い事に多いのですが、親が当番制でお手伝いをしなければいけない教室もあります。親の役割などもしっかりチェックしておくことも忘れてはいけないポイントです。親が負担に感じてしまうと、親の方が途中で息切れしてしまいます。
まとめ
子どもの習い事を決める時は、費用もかかりますし、子どもにとっても生活のリズムの一部になります。慎重に決めなければなりませんが、小さいうちからスポーツなどをさせる事はメリットがあります。
始めの選び方は、その子が楽しめるスポーツから始めさせてあげることです。無料や格安で体験できる時にいろいろと参加してみましょう。子どもが楽しいと思った時は、また来たいと言います。
そんな声が聞けたときは、始めてあげるとよいタイミングです。子どもが気に入れば通わせることができるのか、事前に情報収集などをして調べておくと安心です。
子どもが自発的にやりたがらないのは、いろいろな習い事があるという事を知らないからです。ぜひ、いろいろな世界を体験できる環境を用意して、子どもが一番輝き、得意になれることを見つけてあげてください。