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子どもの習い事のおすすめは?バスケットボール編

投稿日:2018年2月23日 更新日:


プロバスケットボールリーグのBリーグが開幕し、バスケットボールを目にする機会も増えてきました。かっこよくシュートする姿には憧れますね。

子どもの習い事としては、『ミニバスケットボール』という小学生でもできるように考えられたスポーツがあります。

ここでは、男の子にも女の子にも人気のミニバスケットボールについてみていきましょう。

【ミニバスケットボールとはどんなスポーツ?】

ミニバスケットボール(ミニバス)とは小学生の体力や体格に合わせて、ルールや道具を工夫したスポーツです。

「友情」「ほほえみ」「フェアプレイ」をスローガンとし、仲間とのチームワークを大切にした指導が行われています。

試合は5人で行うのですが、ミニバスには必ず10人以上の選手を出場させなければいけないというルールがあるため、スポーツが得意な子だけではなく、たくさんの子どもたちが試合に出て活躍できるようになっています。

バスケでは両手、両足を使って、コートを走り回ります。ドリブルやシュートは利き手以外でも行いますので、バランスよく身体の能力をのばしていくことが出来ます。

また、バスケはチームで戦う団体競技です。対戦相手の動きを見ながら、チームメイトの動きも考えてプレーする必要があります。相手を思いやる気持ちや瞬時に判断する能力も育てられるスポーツです。

【ミニバスケットボールにかかる費用】

ミニバスは主に地域が主体となって作るスポーツ少年団に属しています。
最近は少子化のため、1つの学校だけではなく、3校~4校の小学校が集まって練習をしています。自分の学校がどこのチームに所属しているのか確認してみましょう。

・月会費 1,000円~2,000円(週3回~4回の練習)
・入会金 1,000円程度(いらないところも)

・ボール(基本的にチームで所有しています)
・練習着(Tシャツ・バスパン) 2~3枚 1枚3,000円程度
・バッシュ 5,000円~12,000円
・ユニフォーム 10,000円~12,000円(チームで貸し出される場合も多いです)

スポーツ少年団の場合、地域の小学校の体育館などで練習をしているので、子どもだけでも通いやすく、料金も安いのが特徴です。

ただ、指導者やチーム運営はボランティアで行われているため、保護者の負担も増えます。
・体育館の開閉(鍵の管理)
・練習中の見守り
・試合のときの配車・引率
などを当番制で分担しています。多少の負担は覚悟しておく必要があります。

また、プロバスケットボールリーグBリーグでは、各チームにジュニアのチームがあり、バスケットボールスクールが併設されています。

練習はミニバスであれば、週1回程度です。
保護者の負担も少ないですが、その分かかる費用は高めになっています。
・月会費 5,000円~8,000円
・入会金 3,000円~10,000円
・練習着 8,000円~12,000円
・ユニフォーム 8,000円~15,000円
・バッシュ 5,000円~12,000円

その他、試合に行く場合、交通費や宿泊費などがかかってきます。遠征や合宿などの費用もかかります。

ミニバスは基本的に、ボールとバッシュがあればできるスポーツなので、始めやすく、費用もあまりかからない習い事だといえます。

【自分に合ったチームの見つけ方】

バスケットは団体競技なので、チームの選び方は重要です。
基本的には、通っている小学校が所属するチームに入ることになるので、調べてみましょう。
必ず、体験会などに参加してみてくださいね。

・チームの成績は?

強いチームには子どもも憧れますし、親も子どもが上の大会に出場できればうれしいものです。でも、その分練習は厳しくなります。せっかく始めたのに、バスケが嫌いになってしまうこともあります。
強いチームで厳しい練習を望むのか、ゆるく楽しくバスケをしたいのかでチーム選びも変わってきます。

・コーチは子どもを傷つけるような発言をしていないか

強いチームであればあるほど、コーチが厳しいところも多いです。中には子どもをけなすような発言をする指導者もいるので、子どものことを大事にしているかどうかを見ておきましょう。

・低学年の子への指導がされているか

1年生~6年生までの子どもが所属するミニバスのチーム。1年生と6年生では体力的にも技術的にもかなりの差があります。
低学年の子にもきちんと指導者がついているかを確認しましょう。

・練習への送迎はできるか

複数の小学校が所属しているため、練習場所も複数になっているチームがほとんどです。
練習も夕方から夜に行われることが多いので、送迎が出来るかも重要になってきます。

・保護者の負担はどのくらいか

仕事を持っている親御さんの場合、保護者の負担がネックになることがあります。
チームの体制や人数によって、保護者の負担具合も大きく変わってきますので、必ず最初に協力できること、できないことを伝えておきましょう。

ミニバスは団体競技です。週1回の習い事感覚で始めてしまうと、こんなはずじゃなかったということにもなりかねません。何度か練習に参加してみて、子どもも親も納得した上で始めましょう。

【まとめ】

ミニバスは違う学校の子どもや、年齢の違う子どもたちがチームメイトとして過ごします。いろいろな人とのコミュニケーションの中で密な友情や縦の関係を持つことが出来る習い事です。

親も子どもも夢中になれるバスケットボールを始めてみませんか?

参考
楽しい!うまくなる!ミニバスケットボール 著:小宮邦夫
まちがえない!子どもの習い事 コモ編集部

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