「子どもに何か習い事をさせたいな。でも何を習わせたらいいのか分からない。」そんな風に悩んでいませんでしょうか?最近は、スポーツや絵画、パソコンなど習い事1つをとっても数が多いので悩んでしまいますよね。今回は数ある習い事の中から「スポーツ」に絞り、考えていきたいと思います。実際に、現在人気のスポーツの習い事のデータを参照にお話していきます。お子様にあったスポーツが何かと考えながら読み進んでみてくださいね。
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子どもがスポーツをするメリット
「何となく子どもがスポーツを習うのはいいと思う。けれど実際何でいいのだろう?」まずはその疑問を払拭するため。スポーツのメリットについて考えていきたいと思います。
1.基礎体力が向上、運動を始めることに抵抗がなくなる
スポーツを習い事にすることによって、身体を動かす習慣が付きます。その結果、多少ハードな運動をしても疲れにくい身体が作られます。
また、新しいことに挑戦する際に不安や抵抗を感じることが多いですよね。スポーツを習うことで「練習を重ねることで、出来ることが増える」「頑張ることの楽しさ」を子どもは発見します。その結果、新しいスポーツに出会った際も「まず挑戦してみよう。」と参加するきっかけとなることが多いのです。
2.周囲の人を思いやる気持ちが育つ
周囲の人の様子や動きを観察し、試行錯誤しながらスポーツの習い事はするもの。自然と自分の周囲の人に気を掛けて行動するようになります。「周りの人を考え、思いやりを持った行動をする。」「自分の行動に責任を持つ」という習慣が、スポーツを習うことで習得されていきます。
3.子どもの可能性を広げる
子どもが成長していく際「試験」「受験」などの機会が訪れます。スポーツをリフレッシュの1つとして取り入れることができます。習ったスポーツとの相性が良ければ、趣味の域を越えてそのスポーツのプロとしての道を進むきっかけとなるかもしれません。スポーツが子どもの選択肢を増やすこともあるのです。
4.礼儀作法が身に付く
スポーツを習い事にすると、同世代だけでなく年上と関わります。指導する大人とも関わることになるので幅広い世代の人と関わることとなります。自然とコミュニケーションを図る力が身に付き、礼儀作法を身に付けることができます。
子どもにオススメのスポーツ
実際に子どもが習っているスポーツのランキングから、子どもにおすすめのスポーツを考えていこうと思います。今回は、ベネッセ教育総合研究所より発表されている
「第3回 学校外教育活動に関する調査2017」の結果を参照していきます。
1.水泳
子どもが習っているスポーツランキング第1位は「水泳」です。男女共に習っている子どもが多いスポーツです。
幼稚園や保育園、小学校で、水泳の時間があるので「水への抵抗をなくしておきたい」という親としての気持ちが隠れているかもしれません。
水泳は全身運動のため、心肺機能・体力向上を図ることができます。その結果、風邪をひきにくい身体作りに繋がります。また揃える用具が少ないので、経済的な負担が少ないのが嬉しいですね。
2.サッカー/フットサル
子どもが習っているスポーツランキング第2位は「サッカー/フットサル」です。男女の割合では、男の子の割合が高いですが、なでしこジャパンの活躍により女の子でサッカーを習っている子どもは増えている傾向があります。
サッカーはチームプレイの競技なので、チームメイトとの関わりが必須です。自分の思いを伝える、相手の意向を読み取る「コミュニケーション能力」が身に付きます。その他にも、積極性や協調性などが身に付くのがサッカー/フットサルの良さであると言えます。
3.体操教室・運動遊び
子どもが習っているスポーツランキング第3位は「体操教室・運動遊び」です。体操教室は課題種目ができるよう「反復練習」や「技術の向上」に努めなければなりません。課題種目完成に向けて、根気強く努力する姿勢が身に付きます。水泳と同様に揃える道具が少なく、特別な用意が必要ないのが人気の理由かもしれませんね。
4.硬式テニス/軟式テニス
子どもが習っているスポーツランキング第4位は「硬式テニス/軟式テニス」です。最近は世界で活躍している、錦織圭選手の影響でテニスを始める子どもが増えています。
テニスはボールを追いかけることで持久力、ボールに素早く反応する瞬発力・反射神経を鍛えます。またコート上での会話で、コミュニケーション能力を身に付けます。道具の用意に負担を感じますが、スクールによっては貸出があるので確認してみるといいかもしれません。
いかがでしたか?
今回は子どもの習い事の中から「スポーツ」をピックアップしました。たくさんの習い事が溢れていますが1番は「子どもが興味を持つスポーツ」を挑戦させてあげることが大切です。
いきなり習い事を始めるには抵抗があるもの。見学会や体験会を実施しているスクールや教室もあります。子どもに合ったスポーツ・雰囲気のスクールや教室を見つけることで、子どもの体力や可能性を高めていきましょう。