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子供の運動神経と「ゴールデンエイジ」の関係

投稿日:2018年10月25日 更新日:

子供に多くは望まないけれど、「できれば運動神経がいいと嬉しいな」と思う親御さんは多いと思います。
スポーツが苦手な子より、ある程度スポーツができる子の方が安心ですよね。
学校では体育の授業や休み時間の友達との外遊びもあるので、みんなで一緒に楽しくスポーツできた方が良さそう…。
ここでは、そう思った時に参考にして欲しい、子供の運動神経を良くする方法をご紹介します。

子供の運動神経を良くするために知っておきたいこと

子供の運動神経は、親から遺伝すると思ってはいませんか?
トップアスリートたちの幼少時を見ると、小さい頃からスポーツが良くできていたり、両親や兄弟共にスポーツ万能だった、なんていう例が多く見られますよね。
しかし、科学的には運動神経は遺伝のみに影響されるという確証はありません。
その一方で、遺伝では筋肉の質や血液の性質など、身体能力的な面が親から子へ受け継がれることはあるようです。

つまり、運動神経の良い親から運動神経の良い子が生まれるという遺伝性は、少なくとも現段階では絶対のものではないのです。
スポーツ万能な親から生まれた子がスポーツ嫌いだったり、運動が苦手な親を持つ一流選手だっていたりします。
両親や祖父母、親族がスポーツ嫌いや運動が苦手だったからといって、子供も運動がだめだろうと諦めることはないのです。

そこで気になるのは、「じゃあ、どうしたら子供の運動神経を良くできるの?」ということではないでしょうか。
実は、子供の運動神経を良くするにはいくつかの方法があります。
中でも特に知っておきたいことは、「ゴールデンエイジがある」ということです。

子供の運動神経のゴールデンエイジとは

子供が9~12歳頃に適切なトレーニングをすることで、運動能力が大きく成長するといわれています。
これが、「ゴールデンエイジ」です。
この年代の子供は成長期に入り、体がどんどん発達します。
運動能力も伸びていく時期なので、このタイミングでいろいろなスポーツを経験しておくと、大きな成長が見込めるというのです。

ゴールデンエイジに積極的に運動し、効果的なトレーニングをすることで子供の運動能力を伸ばそうという考え方を「ゴールデンエイジ理論」といいます。
この理論は子供のスポーツ指導をするときの原理になっていて、日本サッカー協会をはじめとする競技団体でも育成システムや指導プログラムに取り入れられているのだそうです。

ところが、この「ゴールデンエイジ理論」には問題点を指摘する声もあります。
また、前提条件がいくつかあるため、この条件を理解した上で適用しなくてはいけないという難点もあります。

とはいえ、発達著しい時期の子供たちには、なるべく多種多様で適切なスポーツをやらせた方が良い影響が出る、という見解はおおむね一致しているようです。
ただし、年齢以上に高度なスキルを習得させようとしたり、体に過度な負荷をかけるトレーニングは禁物です。
子供のまだ未熟な体を傷つけてしまったり、発達を邪魔してしまう可能性があるからです。

「ゴールデンエイジ理論」とその問題点をしっかり理解した指導者とプログラムの元であれば、子供の運動神経はより良くなっていく可能性がありそうです。

家庭でもできる、運動神経を良くする方法

子供の運動神経を良くするためには、一つのスポーツや同じ動きばかりさせるより、いろいろな動きを積極的にやってみることの方が大事だといわれています。
そこで取り入れたいのが、親子で運動遊びをすることです。
例えば、木登りやかけっこ、鬼ごっこ、かくれんぼなどです。
それぞれ必要な動きは異なりますね。
これらの遊びを親子で一緒にやることは、いろいろなスポーツを経験するのと同じくらい子供にとって良い刺激になってくれるようなのです。

木登りは物を掴み、体を支える運動です。
鬼ごっこは瞬発力を活かして走ったり、周囲の人の動きを目で追う練習になります。
かくれんぼは体を小さくし、息を潜めることで自分の体が相手から見えないように工夫する練習になりますよね。

この他にも、ドッジボールではボール投げの動きを、なわとびではジャンプの動きを体に覚えさせることができます。
これらの動作はスポーツにおいても基礎的な動きであり、基礎ができていないと高度な技を身につけるのに時間がかかってしまいます。

子供の運動神経を良くするためには、こういった基礎的な動きから学ぶ必要があるのです。
『走ること一つとっても、正しいフォームで正しく体を動かせば、より早く走ることができます。』
これは、筆者の子供が走り方教室に参加したとき、講師の方が言っていたことです。
腕の振り方や足の動かし方を改善するだけで、確かに子供の走り方が違ってきたので驚いたのを覚えています。

まとめ

子供の運動神経を良くするためには、家庭でもいろいろな遊びを通して体の基礎的な動かし方を教えてあげることが大切だといえるでしょう。
また、姿勢を良くすることも大切ですね。
一流選手たちはスポーツをしていないときでも姿勢がいいですよね。
姿勢の良さは体の中心を支えるために必要な筋肉が、ちゃんとあることの証明でもあるからです。

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