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子どもスポーツでやり抜く力を育てよう!

投稿日:2018年4月18日 更新日:


子どもスポーツ…と聞いて真っ先に思い浮かぶのが、サッカーや野球、スイミングなどだと思います。
今は幼児期から習い事として取り入れている親も多いと思いますが、みなさんはこのこ子もスポーツが「やり抜く力」を身につけることが出来るのはご存知でしょうか?
しかし、ただスポーツをやっているだけでは「やり抜く力」を身につけることは出来ません。今回は、やり抜く力とは何か。子どもスポーツを通じてやり抜く力を身につけるためにはどうすればいいかをまとめてみました。

やり抜く力とは?

やり抜く力とは、目標に向かって情熱をもって取り組み、困難にぶつかったり挫折してもあきらめずに努力し続ける粘り強さのことを言います。このやり抜く力をグリットと呼び、ここ数年アメリカなどでは成功を収めるために重要な力だと言われているくらいです。

偏差値が高い、知識がある、もともと才能がありスポーツが他の人より上手。

しかし、それよりもやり抜く力の方が大事なのは科学的に裏付けられているそうです。
有名なスポーツ選手も、もともと上手だったわけではなく、いっぱい練習してやり抜く力があったからこそ、今の栄光を勝ち取った方は多数いるのです。

やり抜く力を育てる方法

では、やり抜く力を子どもスポーツで身につけるには何が大事でしょうか。

興味があるスポーツに取り組む

まず、親が取り組むスポーツを決めるのではなく、子どもが興味がある子どもスポーツをさせましょう。小さい頃はまだ自分からこれに取り組みたい、この子どもスポーツに興味があるとは親に伝えられないため、親が決めてしまっても大丈夫だと思います。

しかし、ある程度これは好き、これは嫌いなど主張できる年齢になると、興味のないスポーツを続けるのが困難になります。「好きこそ物の上手なれ」という言葉があるように、やはり興味があるスポーツに取り組む方がやり抜く力を育てる第1歩になります。

目標

何かに取り組むにあたって、ただ何も考えずにするのと目標を持って取り組むのとでは様々な面で差が出てきます。

目標がないものに対してずっと興味を持ち続けるのは難しいことです。そうなると最初は大丈夫かもしれませんが、少しでも挫折したり困難にぶつかった時に、目標がないと飽きてしまい、やめてしまいます。

これではやり抜く力を育てることなんて出来ません。ほんの些細な目標でも構いませんし、出来ないであろうことを目標にしてもいいです。

最初は親も一緒に、お子さんの年齢や性格によって使い分けて目標を決めましょう。

挑戦と練習

先ほども書きましたが、最初から上手にスポーツが出来る人はほとんどいないと思います。
自分には難しいかもと思いながらも挑戦し、たくさん練習をすることによってやり抜く力を育むことが出来ます。

ある程度の年齢になったらただ目標に向かって練習するのではなく、どうして出来ないのか、どうしたら上達することができるかを考えながら次の練習に生かすことで、興味を持ち続けながら取り組むことが出来ます。

まだ、幼児や小学校低学年の頃は、親がいっしょに考えてあげて強要するのではなく、アドバイスをしてあげるというのもコツになります。

目標、目的

興味がある子どもスポーツに挑戦するとき、目標や目的を持ちながら練習をすると続けられることが出来ます。

ただ、大きい子や大人であれば無理な難題を目標にするのはいいと思いますが、幼児期などは小さい目標から始めた方が達成した時のよろこびを味わうことができるのでオススメです。

本当に些細な目標で構いません。

それでもその目標が達成されたときは、本人からしたらとても嬉しいことであって、また次もがんばろう!と思うことができるからです。小さな積み重ねがやり抜く力を育むことができます。

褒める

褒めるといっても結果のみを褒めるのではなく、それまでの過程も含め褒めることが大事です。ただ「〜〜ができてすごいね!」ではなく、練習の内容などに対しても褒めてあげることです。そうすることでまた次のステップに進むことができます。

楽しむ

最終的に子ども本人がそのスポーツに対して楽しまなければいけません。興味があるからやり始め、目標を立て取り組んでいるけどロボットのようにただこなすのではなく、楽しみながら取り組むことによって長く続けられます。

楽しくもない子どもスポーツをずっと続けるのは苦痛でしかありません。

どの子どもスポーツがいいか

言ってしまえばどの子どもスポーツでも構わないと思います。

幼児期から始める人気のスポーツはスイミングやサッカー、野球、空手など色々ありますが、どの子どもスポーツも小さなことからコツコツと取り組むことが出来ますし、目標も立てやすいものばかりですね。

流行っているから、周りの子たちがその子どもスポーツをやっているから…と親のみの意見でやらせるのではなく、本人がちゃんと興味があって楽しむことができそうな子どもスポーツに取り組むようにしましょう。

まとめ

やり抜く力、グリットは子どもスポーツに限らず、大人になって仕事をするのにも大事なことです。ひとつのことをずっと続けるのはなかなか大変なことだと思います。

しかし、大人になってからやり抜く力を育てるのは難しいです。上記を参考に子どもスポーツを通してやり抜く力を親子で育てていきましょう。

 

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