小さな時から子ども外遊びさせることで、子どもを大きく成長させる事ができます。
子どもの外遊びは、御飯を食べて睡眠を摂るのと同じ位大切な事なのです。子ども外遊びについて調べていきます。
子ども外遊びの効果を調べる
子ども外遊びは室内では得る事の出来ないたくさんの経験をします。自然の中から学ぶ事はとても貴重で大切な事です。子ども外遊びは子どもを何十倍も大きく成長させます。たくましい身体を作るだけでなく精神的にも大きく成長します。
体幹を鍛える
子ども外遊びで砂場で遊んでいる時は、砂を運んだり穴を掘ったりすると、背中や腕の筋肉を使いますね。また、公園の遊具で遊ぶと知らない内に、腹筋や背筋や握力がつきます。三輪車や自転車などの乗り物はバランスを取らなければなりません。
男の子の好きなヒーローごっこは、飛んだり跳ねたり走ったりして全身を使いながら遊びます。子ども外遊びは知らない内に体幹を鍛えているのです。子ども外遊びは無理にさせるのではなく、子どもの自由にさせましょう。そうすると乗りたいとか登りたいとか自分で考えて行動するようになります。柔軟でたくましい身体を作ります。
体幹が整っていないと椅子に長く座るのが苦痛になると言います。猫背になったり、授業に集中出来なくなったりしてしまいます。また、指先を器用に動かしたりできないと言います。指先を多く使う事は脳を刺激します。幼児期に全身運動で体幹を鍛えると集中力もついて指先も器用になります。
心が豊かになる
子ども外遊びは様々な知識が身につきます。外には、子どもの興味のある物がたくさんあります。知的好奇心が刺激され探求心や発想力が豊かになり、五感も大きく刺激されます。感受性も豊かになり命の大切さも身につきます。
逆上がりなど、最初は上手にできなくても何度でもあきらめずに挑戦していくうちに忍耐力が身に付きます。何度失敗しても頭で試行錯誤しながらできるようになると、自信につながります。
子ども同士で遊ぶようになるとルールを守るようになります。
外遊びは「脳」にもいい
外遊びをすると、初めて事に興奮したり知らない物に興味をもったり、思いっきり体を動かします。子ども外遊びは子どものあらゆる神経を刺激します。意思や集中力や忍耐力をつかさどる脳の前頭前野が活発に働きます。落ち着きや集中力が出てきます。
また、木登りやジャングルジムなどの遊びで、後は危険だと判断する「NO-GOシステム」と言われるところも鍛えられます。
どんな遊びでもOK
子どもの外遊びに何をさせればいいのか難しく考えてしまいますが、昔から自分達がやってきた遊びで構いません。砂場遊びはどんな子どもも好きな遊びです。バケツやシャベルや型抜きなどの小道具を使って一緒にお山を作ったり、トンネルを作ったり、型抜きでいろんな形を作ったりして遊びましょう。
トンネルはうまくやらないと直ぐに崩れてしまいます。どうしたら崩れないか工夫して作ります。縄とび1つで楽しく遊べます。まだ、飛べない時は、ヘビのようにチョロチョロさせて縄に触れないように跨がせたりすると、ジャンプする楽しさを覚えるようになります。
だんだんと前回しや片足飛びや後ろ飛びなど出来るになってきます。縄とびをつなげて親子でいっしょになわの中に入ったら電車にもなります。幼児期には柔らかいボールで転がしたり、パスしたり年齢に合わせた遊び方ができます。ドリブルしたり、蹴ったり始めはなかなかできないモノです。
追いかけっこなどもいいですね。鬼ごっこなどのようにして親子で楽しく遊べます。だるまさんが転んだは、かけっこが得意でない子でも楽しくみんなと遊べます。
ルールを理解していないと、小さい子と遊ぶ時は大きい子が小さい子にルールを教えながら遊ぶ事で、コミュニケーションを取ることを覚えます。外遊びは道具がなくとも発想の転換をして、落ちている葉っぱや棒などを工夫して遊んでも十分楽しめます。
外遊びは生活リズムが整う
子ども外遊びは、子どもの成長にとって大切な生活リズムを作ります。外遊びで活発に運動すると食欲が出てきて、御飯をきちんと食べます。
昼間力いっぱい遊ぶので、疲れて早く寝るようになります。睡眠の質がよくなりぐっすり眠れます。昼思い切り体を動かして遊んで夜はぐっすり寝る事が、子どもの成長にとても大切な事です。
まとめ
子ども外遊びで多くのことを学べます。初対面の子どもとも楽しくみんなで遊ぶ事やコミュニケーション力が身につきますが、恥ずかしがり屋さんの場合、無理に一緒に遊ばせようとすると緊張してしまい楽しく遊べない時があります。子どもの性格に注意しましょう。
子ども外遊びは身体を強くするだけでなく脳に良いことがわかりました。1日1回は外に出て、子どもと一緒にお外遊びができるようになりしたいですね。
しかし、子どもの性格を考えながら遊ぶようにして、外遊びが負担に感じないように気をつけてあげましょう。