子どもの習い事の中でも人気No1のスイミング。みんながやっているからこそ、本当にやっておくべき習い事なのか、スクール選びはどんなところに気をつければいいのか、気になるところです。
スイミングを習うメリットやかかる費用についてみていきましょう。
Contents
【スイミングを習うことで得られるメリットとは?】
あなたが子どもにスイミングを習わせたいと思う理由は何でしょうか?
スイミングをすることによって得られるメリットはいろいろあります。
・水の事故を防ぐ
習い事としてスイミングを選ぶ最大かつ最小の目的といえるのが、『溺れないこと』ではないでしょうか。一般的に200m泳げるようになると溺れる可能性は低くなるといわれています。スイミングを習う一つの目安となる部分です。
・体が強くなる
冷たい水の中で運動しますので、寒さに対する適応力がつき、体温の調節機能が向上します。
『スイミングをしていると風邪をひきにくい』と言われるのはこのためです。
・ぜんそくに効果がある
泳ぐには水圧のかかる中で息継ぎをする必要があります。
通常よりも苦しい状態で呼吸をしなくてはいけませんので、呼吸筋がきたえられ、心肺機能がアップします。
・ストレス解消にも
子どもは意外と多くのストレスを抱えているものです。スイミングはうつやストレスにも効果があるとされています。
水圧によって、リンパや血液の流れがよくなり、自律神経のバランスが整えられます。
・頭もよくなる!?
実は東大生の65%が幼少時にスイミングを習っていたというデーターも!
水中で自分の身体をコントロールすることで、空間認識力がきたえられます。
【スイミングスクールの選びかた】
では、たくさんあるスイミングスクールの中から自分の子どもに合ったスクールをどうやって選べばよいのでしょうか。
1.通いやすいか
スイミングスクールは一度通い始めると、数年は通い続けることになります。
あまり遠くのスクールを選ぶと、子どもも親も負担になってしまいます。
通いやすい日時であることはとても重要です。
スクールバスがあるのかどうか、自分で送迎する場合は、駐車場がとめやすいかどうかも確認しておきましょう。
2.クラスの人数は適正か
たくさんの子どもが通っているスイミングスクール。スクールによってはプールが子どもであふれかえっていることも。
1クラスの人数が多いと、それだけ待ち時間が多くなり、レッスンで実際に泳ぐ時間が短くなってしまいます。
3.十分なスペースが確保されているか
特に小学生が通っている時間帯は人数が多くなるため、25mを泳ぐクラスなのに、半分の12.5mしか使用していない、というスクールもあります。
また、一つのコースを半分に割って使っていることも!
これでは十分な練習が行えません。
4.レッスンのあとにコーチと話ができるか
スイミングのレッスンは外からしか見学できないため、子どもがコーチに何を言われているのかはわかりません。
レッスンのあとにコーチが出てきて、気になることを聞ける時間があるといいですね。
5.進級制度はどうなっているか
進級テストは子どもにとって励みになるものですし、親にとってもわかりやすい上達の目安となります。
スクールによって、テストは1か月に1回、2か月に1回、1学期に1回など違いがあります。級の設定も、細かく区切られている場合もあれば、大まかな設定しかない場合もあります。
毎回進級できる方がやる気が出るのか、ひとつの動きをじっくりやっていきたいのか、子どもの性格によって選択してあげましょう。
【スイミングスクールにかかる費用】
習い事を決めるにあたって、費用がどのくらいかかるのかも大事な要素になってきます。
一般的なスイミングスクールにかかる費用としては、
・月会費 週1回 5,000円~7,000円
週2回 6,000円~9,000円
・入会金 3,000円~6,000円
・水着 女の子 4,000円~4,500円
男の子 2,500円~3,000円
・スイミングキャップ 500円~700円
他に指定のバックが必要なスクールもあります。
入会金や水着などは、紹介や短期教室の参加で無料になる場合もありますので、チェックしておきましょう。
スイミングスクールには通常のレッスンに加えて、春休みや夏休みなどの長期休みに短期教室があります。
3日~6日、毎日レッスンを受けて、最終日には進級テストがあります。
費用は4,000円~8,000円くらいです。
短期教室は必須ではありませんが、進級テストがついているため、早く進級したい子どもたちに人気です。
スイミングスクールは、子どもの習い事としては比較的費用がかからない方だといえます。
【何歳くらいから始めるのがいいの?】
スイミングはマタニティスイミングからベビースイミングへという人もいるくらい、低年齢から始められるスポーツです。
赤ちゃんのころからスイミングをやっていると、水に対する恐怖感がないため、はじめやすいという利点があります。
一般的にスイミングを始めるのは、子どもに習い事を始める余裕ができる幼稚園のころが多いようです。
水泳選手を目指したい、身体つくりのためにスイミングをさせたい、というのであれば、早めに始めてもいいですね。しかし、小さいうちはコーチのいうことがよく理解できませんし、身体が小さいのでうまく動かすことが出来ないため、上達はゆるやかです。
反対に、理解が早い小学生くらいから始めると、上達も早く、短期間で進級できます。
また、スイミングはたくさんの子どもがしている習い事なので、同じスクールには学校や幼稚園のお友達もたくさん在籍しています。進級の進度の違いなどで、子供同士、親同士がトラブルになることも。
子どもの進級については、他人とは比べずに、見守ってあげてくださいね。
【まとめ】
スイミングは丈夫な身体つくり、スポーツの導入として、初めての習い事に最適です。
大人になってからも役立つスキルになりますので、ぜひいいスクールを見つけてあげてくださいね。
参考
http://kodomosuiei.com/suiei4.html
https://www.aquafits.jp/子ども教室/水泳の効果-子供と水泳/
https://www.itoman.com/kodomo/
まちがえない!子どもの習い事 コモ編集部編
イトマン・ルネサンス・コパン・コナミ・NSIスイミングスクール各チラシ広告