最近、子どもたちに人気のリップスティック(ブレイブボード)をご存じですか?
公園で、道ばたで、子どもたちが乗っている一見スケートボードのようで少々違う形の2つ車輪のボードです。
子どもに欲しいとせがまれても、メンテナンスが大変なのでは?と心配になる保護者の方も多いのではないでしょうか。そのメンテナンス方法についてお話しします。
リップスティック(ブレイブボード)ってどんなもの?
平日の午後、休日の公園などに行くと多くの子どもたちが楽しんでいるので、みたことのある方も多いかと思いますが、リップスティック(ブレイブボード)とは、最近、大人子ども問わず大人気の次世代ボードです。
保護者世代からみるとスケートボードに似ているな。という印象があるかと思いますが、全く違うボードなのです。
スケートボードが4輪で地面を蹴って進むのに対し、ブレイブボードは前後に1つずつ車輪のついた2輪のボードを体重移動することで進めていくスタイルで、陸地にいながらサーフィンやスノーボードのような動きを楽しむことが出来ます。
メンテナンスは、どこでやるの?
せっかく購入したものですから、長く使いたいものですよね。そうなると気になるのはやっぱりメンテナンス。
ビタミン社のブレイブボードなら、公式サイトで、ウィールと呼ばれるタイヤの交換、デッキ交換など、 ブレイブボードの修理やメンテナンスも対応してもらえますし、ご自宅で、ご自身でメンテナンスすることも可能です。
ウィールの交換について
まずは、こちらの動画をご覧ください。
(【ブレイブボード公式】ウィール交換方法)
動画をご覧いただくとわかるとおり、必要なのは5ミリの六角レンチ2本とタオルだけ。
やり方もとっても簡単です。動画が見られない方もいらっしゃると思いますので、動画の内容を説明させていただきます。
⦁ ウィールの外し方
六角レンチをウィールにさして、タオルを使って体重をかけます。
それが出来たら、あとはくるくるーっと回すだけで、簡単に外れます。
⦁ ウィールの清掃
ウィールが外れたら、乾いた布できれいに拭きましょう。
⦁ 新しいウィールの取り付け
ウィールの中心に、外したナットを差し込んで、準備し、ボードを横向きにたてます。
そして、キャスターにナットを少しだけ差し込んで、スペンサー、ウィールの順に入れ、スペンサーを押し上げます。もう一度スペンサーを入れ、ボルトを入れたら、落ちないように回します、
その後、最初と同じように六角レンチをウィールにさして、くるくる回し、最後にタオルを掛けて、体重かけてしっかり止めれば完成です。
沢山力がいるものではなく、難しいものでもないので、女性や子どもでも簡単にメンテナンスすることができます。
ウィールがすり減ってきたときには、すぐに対応できるので安心です。
キャスターの交換について
さて、前述のウィール交換でも出てきたキャスター。このキャスターのメンテナンスについても公式HPで記載がありますが、こちらでも簡単に説明いたします。
用意するもの
26mmの六角ボルトをはずすレンチ
その他デッキプレートをはずす為の厚さ約3mm、幅約1cm、長さ約10cmのぐらいのマイナスドライバーまたは硬い棒
①プレートを外す
ボードを裏返し、台形形に四カ所あるビスをヘッド側、テール側両方とも、プラスドライバーで取り外します。ビスを外すことができたら、今度はマイナスドライバー等を使用して、隙間からプレートの裏側を押します。
※強く押し出してしまうと爪が折れるなどして危険なので、加減しながら慎重に押してください。
表側にしてプレートをはずします。
②キャスターを外す
キャスターのボルトは24mmのレンチではずし、キャスターを取り外します。
※ボルトを外す際は、ワッシャーボルトの順を忘れないようにしてください。
また、ワッシャーは1枚しか付いていない物もあります。
③キャスターを取り付ける
ペーパーなどでボード本体の取りつけ部分をきれいに拭き取ります。その後、新しいキャスターに付け替えてください。キャスターの根元のボルトはきつめに締め、取り外した時と同じように、プレートを取りつけます。
※プレートを本体に取り付ける際は、プレートの爪を折らないようご注意ください
まとめ
誰もが楽しめるリップスティック(ブレイブボード)、楽しく乗るなら、やはりメンテナンスは大事です。摩耗した消耗品では安全面も心配ですし、走りにも影響が出てくるでしょう。
ボードをメンテナンスというと難しそうに感じる方も多くいるでしょう。ですが、ビタミンビタミンiファクトリー社の公式HPでもやり方を丁寧に説明されておりますので、その心配はありません。
また、用意する工具も多くはありませんし、とても簡単なので、メンテナンスって難しそう。苦手だわ。といった女性や、力が弱い子どもでも簡単にメンテナンス可能です。
ウィールやキャスターを変えるだけで、走行がなめらかになった。という意見もあります。
ご自宅でさっと自分でメンテナンス。以前よりもっと大好きになれる自分の愛機で、走行すれば、爽快感も百万倍だと思います。