「子どもの姿勢が、猫背になっていませんか?」
最近子どもに「猫背」が増えていることをご存知ですか?「うちの子どもは猫背じゃないはず!」という方も、子どもの姿勢をチェックしてみてください。実は、子どもの姿勢が成長に大きな影響を及ぼしているのです。今回は、子どもの猫背について考えていきたいと思います。これを読めば、猫背の原因や対策が丸わかりです。是非チェックしてくださいね。
Contents
さっそく猫背をチェックしてみましょう!
簡単に分かる猫背のチェック方法をご紹介します。子どもの日頃の姿勢が猫背なのか、チェックしてみましょう。
壁にかかとを付けて直立で立って、3つのポイントをチェックしてください。
1壁に、お尻より先に背中がくっついていませんか?
2壁と背中の間に全く手のひらが入らない状態ではないですか?
3壁と頭の隙間が大きく空いていませんか?
3つのチェック項目に該当する方は、猫背です。このチェックに該当しなかった人も、猫背になるリスクは隠れているということを忘れないようにしましょう。親子でチェックすると、気づきがあって面白いですよ。
子どもの猫背の原因は?
子どもの猫背が増えた理由の多くは、現代の生活環境が影響しています。2つの理由を紹介していきます。
身体を支える筋力の低下
子どもの運動不足による、筋力低下です。移動手段は、徒歩から車や電車に。階段は使用せず、エレベーターやエスカレーターを利用する。日常生活の中で、身体を動かす機会が減っています。都市部では、外で遊ぶ場所が減少しています。
腹筋や背筋の筋肉量が減り、自分の身体を支えることができなくなっているのです。
ゲームやパソコン、スマートフォンの利用時間の増加
画面の世界で遊ぶ子どもが増えています。目の前の画面に集中すると、背筋が丸くなってしまうのです。長時間画面を見ることで、猫背の習慣が付いてしまうのです。また、視力低下により近視が進むこともあります。目を凝らして物を見ようとして、猫背になることもあるのです。
子どもの猫背対策のためにできること
「子どもの猫背を直すためにできることはないの?」と思う方に、子どもの猫背対策のためにできることを紹介します。子どもの姿勢を直すには、早めに動くことがおすすめです。
子どもの自分が猫背であることを気づかせる
子どもは親が猫背を注意しても、自覚がなければ聞く耳を持ちません。子どもに鏡で自分の姿勢が、猫背であることを自覚させましょう。
その時に、猫背のままだとどうなるのか?猫背を直すと、どんないいことがあるかなど説明してください。子どもは「自分は猫背。直していこう。」と自覚することで、自分から意識して行動するようになるのです。
机や椅子をチェックする
子どもの座高より、勉強机の高さが低いと前かがみになってしまいます。その結果、猫背になるのです。高さが合わないまま使用していると、悪い姿勢の癖がついてしまいます。子どもの使っている、机と椅子の高さをチェックしましょう。
敷布団をチェックする
子どもの使っている敷布団は、柔らかいものではありませんか?柔らかい敷布団は、子どもの背中のS字カーブが崩れ、猫背になってしまいます。子どもが寝返りを打ちやすく、適度な固さがある敷布団を使用してみてください。
接骨院・整体院を利用する
猫背が中々直らないという場合は、接骨院や整体院を利用するのもおすすめです。整体院や整体院には、子ども専用のメニューを設けている・子どもの猫背改善を得意としている所もあります。検索や口コミなどを、参考に利用してみてください。その場合、家庭での取り組みも必要であることを忘れないようにしてくださいね。
猫背改善は、早めがおすすめ
子どもは身体が柔らかい分、早めに猫背改善に取り組むことが大切です。子どもと一緒に親が、猫背対策に取り組むことで猫背を矯正し、正しい子どもの姿勢を手に入れましょう。