今話題のリップスティック(ブレイブボード)をご存じですか?
リップスティックとは4輪のスケートボードとは異なり、2輪のブレイブボードです。後ろ足でキックしなくても、両足を乗せたままで前に進むことができる構造になっています。全米で大ヒット。日本でも子どもから大人まで、とても人気が出ているスポーツ玩具です。
乗れば乗るほど楽しみながら、自然とバランス感覚が身に付くといった効果が挙げられています。初心者でも30分から1時間くらいで両足をのせて進めるようになります。親子で手を取り合って「できた!」を体験してみてはいかがでしょうか。
おススメのリップスティックはどれ?
リップスティック(ブレイブボード)には数種類のラインアップがありますが、ここでおススメするのはリップスティックネオです。
リップスティックネオは、楽しみながらより体幹を養えるような構造を取り入れてます。日本人に合わせた最新型として、子どもから大人までこれ1台で対応できる優れモノです。
軽量化に加え、足を乗せる部分(デッキ)が広くなり、バランスが取りやすくなっています。デッキの全面にはザラザラしたデッキテープがあるためグリップ力が高く、さまざまな技にも挑戦しやすくなっているのです。
対応身長もおおよそ110センチから180センチとなっているため、大人はもちろん、成長の早いお子様にもピッタリです。
なんといっても「子供用」「大人用」ではないので、家族みんなで共有できるという魅力もあります。我が家の場合は、母親がすぐに子どものギアを「貸して!お母さんもやってみたい!」となるので、大人でも遠慮なく使えて最高です。
リップスティックネオを乗りこなす3つのポイント
リップスティックネオは「楽しみながら体幹を養える」構造に改良されており、乗りやすくなっています。今回は基本の乗り方に私なりのポイントを加えてまとめてみました。
キーワードは「足指と足裏・膝と股関節・目線」です!
チェックポイント1:足の裏と足の指
デッキの上に乗っかるという感覚ですと[上に]というイメージが強く、なかなか安定しない場合があります。そんなときはリップスティックをしっかり踏むイメージを持ちましょう。
リップスティックの感覚を足裏で感じやすくなります。加えて足の指を広げることで、しっかり踏めてバランスがとることができます。
チェックポイント2:膝・股関節
ポイントは軽く膝を曲げることと、股関節を少し折ることです。このようにすると、足裏でしっかりと立てる感覚が強くなると思います。
股関節の位置に迷う方は、脚の付け根に手を置いて、そこを少し前に折るイメージがわかりやすいです。
膝と足首が曲がった分だけ自動的に腰は低くなっています。腰を低くするというイメージを抱かなくても問題ありません。
リップスティックは体のツイストとともに、それぞれの足への重心移動だけでなく、爪先とかかとの体重移動で乗りこなしに幅ができます。
腰を曲げると前傾過多、腰が落ちてしまうと後傾過多で動きにくくなりますので、このチェックポイントを覚えておくことをおすすめします。
チェックポイント3:目線
目線は足元をみないで行く方向です。目線と体の向きは連動しています。また、頭は体の中でも重いパーツです。
下を向いてしまうと首ごと前に傾いてしまいます。行きたい方向を見ると背筋が少し伸びて体の軸を感じやすくなり、バランスを取ることが可能です。
リップスティックの上では体が硬くなってしまうかもしれません。最初はフェンスなどにつかまり挑戦してみましょう。最近うまく乗れないと感じる方は、もう一度乗り方の見直しをしてみることをおすすめします。
ちなみに、上記のチェックポイントは私が長年続けているウィンタースポーツ、スキーにおいてとても効果的です。ハイレベルな方々もこの基本を念頭に練習しています。
ちょこちょこ乗りから脱却!!
後ろ足だけ動かして乗るちょこちょこ乗り。実は、ちょこちょこ乗りはスピードが出しにくく、体幹が鍛えにくいのです。せっかくブレイブボードを購入したのに、気が付くとちょこちょこ乗りになっていることはありませんか。
リップスティックネオなら、ちょこちょこ乗りから脱却した、理想的なツイスト乗りがしやすいです。足の動きだけではなく、上体のひねりなどの運動がしやすい構造になっていて、使っているうちに体幹が鍛えられやすいのです。
リップスティックネオで3つのチェックポイントを意識すると、ちょこちょこ乗りからさらにレベルアップした理想の乗り方につながります。
まとめ
今回おススメしたリップスティックネオは、とても人気のある商品です。大人の遊びとしてももちろんですが「我が子にも買ってあげたい」と思うスポーツギアとなっています。
楽しみながら成功体験、そして挑戦する心を育みます。多くのスポーツに通じる体幹、バランス感覚を子どもの頃に得られたら、きっと楽しめることが増えるのではないでしょうか。
手軽に持ち歩けるコンパクトさもある「リップスティックネオ」。家の前や公園だけでなく、ドライブやキャンプにもおススメのアイテムです。大人も子どもも体を使って楽しめます。
今回のチェックポイントもぜひ参考に、リップスティックネオで挑戦してみてください。