子育ては壁にぶち当たることだらけです。どんな風に育てたらいいのだろうと思い悩むこともあると思います。特に、最初のお子さんであれば不安はさらに大きいことでしょう。
育児本を見てもその通りではないのが、子育てです。こんな風に育てたいと思っても難しいですよね。
そんな中でよく聞かれるのが「自信とやる気を育てる」というワードです。自信とやる気のある子ども育てるにはどんな関わりをして、どんな子育てをすべきなのでしょうか?
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環境によっておおきく変わる子どもの成長
子どもの成長に大きく関係しているものが環境です。環境によって成長に大きな違いが見られます。
騒がしいところに慣れて過ごしている子どもは、静かな環境に馴染めません。大声で騒いで遊ぶことになるでしょう。
逆に、静かな環境で育った子どもは、大声を上げることなく落ち着いて遊ぶ事が出来るでしょう。
もちろん環境は物的なものばかりではありません。むしろ、人的な環境が最も大きな影響を及ぼすことがわかっています。周りの人とのかかわりが子どもの成長にとって、とても重要なのです。
大きな影響を与えるのであれば、子どもにとって最善の環境を整えてあげたいと思いますよね。もちろん、性格を形成するのにも大きな影響があります。
こんな風に育てたいというしっかりした目的がある頑張り屋のママには、環境を特に注意してほしいと思います。これは子どもにとってどんな影響があるのだろうと、子どもの立場に立って考えると、一番良い環境や関わりがみえてきます。
自信とやる気を育てる子育て
自信ややる気というのはどんな風に育てるのか、難しく考えることはありませんが、やはり大人の関わりが大きく関係してきます。
成功体験の積み上げ
自信につながるポイントは成功した体験です。
成功した体験を積み重ねれば、それだけで自信も積み重なっていきます。無理難題を子どもにかせるのではなく、出来る範囲を少しずつ広げていくという段階が重要になります。
成功した時に大いに褒める
成功した時にはしっかりと褒めることを忘れないでください。意外と多いのが失敗した時には大声で怒って、成功した時にはあまり反応しないという状況です。そんな風になってしまっていませんか?
失敗すると怒られて、成功しても褒めてもらえないという状況では、子どもは怒られることが印象に残ってしまい、自分に自信がなくなってきてしまうのです。
成功した時はしっかり褒めて、失敗した時は諭すように伝えることがよい子育てです。
成功した時におおいに褒めることを怠らないようにしましょう。
失敗は成功の鍵
失敗は成功の鍵という言葉があります。それを頭に入れて関わることも大切です。
失敗している姿を見た時、すぐに手助けをするのではなく子ども自身が考える時間を作ってあげることで子どもは最善策を考えます。その最善策が成功するかもしれません。
子ども自身が考えて行動したことが成功すれば、子どもの喜びはひとしおです。
きっとそれほどの喜びはないでしょう。そんな経験も子どもには必要です。
周りに迷惑をかけたり、ケガに繋がることは一番に止めなければなりませんが、それに関わることでない限り、失敗の様子を見守ることも子育ての1つですよ。
自己肯定感
自己肯定感という言葉を知っていますか?これは「自分は愛されている」と子ども自身が感じることです。これにより、気持ちが安定して何に対しても意欲的になるのです。
自己肯定感を育てるためには、愛しているということを伝えてあげることが大切です。
ただ言葉で伝えてもそれはうわべだけです。我が子ですからどんなに怒っても大好きであることには間違いないのでしょうが、子どもには伝わらないこともあります。
ずっと怒っているだけでは自己肯定感は育ちません。成功した時には褒めて、認めてあげる行動をとってあげましょう。
また、短時間でも構いませんので、一緒に過ごす時間を設けてほしいと思います。
1対1の時間を作ることで「自分だけを見てくれている」という感情が芽生えます。
気持ちの安定を測れるとともに、自己肯定感を養うことができます。
NG子育て法
周りの目などを考えすぎるあまり、子どもに厳しくし過ぎてはいませんか?
ずっと怒られ続けた子どもは、自分に自信がなくなります。そのことで何事に対しても消極的になってしまうでしょう。それでは目指している「自信とやる気を育てる」にはつながりませんよね。
また、忙しいからと子どもの時間を削ってしまっていませんか?
仕事も大切ですが、子育てもとても大切です。仕事は取り返しがつくかもしれませんが、子育てでは取り返しがつかないことも多くあります。かけがえのないお子さんの今を楽しめるように、子育てに重心を置いてみてはいかがでしょう。
まとめ
子どもの自信ややる気はすぐに育っていくものではありません。日々の関わりがとても重要です。しっかりと子どもに向き合って、子どもの内面を育てていく子育てをしてみてください。